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ケリー伊藤のプレイン・イングリッシュ10ヶ条(Kelly's 10 Rules of Plain English)

昨年6月、『ケリー伊藤のプレイン・イングリッシュ英語指導』を会社で受けました。英語習得については完全社内英語化の期日があと1年強(2012年~3月まで)といったところにも関わらず、道のりはまだ長いなという感じですが、いくつか参考になる考え方があったので、忘れないようにメモとして残しておきます。 ケリー伊藤のプレイン・イングリッシュ10ヶ条 Prefer the short word to the long. (より短い言葉を使え) Prefer the familiar word to the fancy. (より慣れ親しまれている言葉を使え) Prefer the specific word to the abstract. (抽象的ではなく、具体的な表現を使え) Use no more words than necessary to make your meaning clear. (必要以上の言葉を使わない) Use the active voice whenever possible. (できるだけ能動態を使え) Use verbs. Put verbs in action. (副詞を伴わなくてもニュアンスが通じるような動詞を使え) When possible,express even a negative in positive form. (できるだけ否定文より肯定文で表現する) Put one piece of information in one sentence. (1文にはひとつの情報だけ。文をつなげ過ぎない) Put outline first and then details or specifics. (まず先に要点。詳細は後から) State cause and effect. (原因と結果を述べよ) 英語学習の要点 Detach ideas from words 日本語⇔英語の置き換えをする時"訳"ではなく、その語、その文が示す"アイデア(≒概念)" との対比で考えること。 英英辞典を使う Oxford Advanced Learner's Dictionary Oxford Collocations Dictionary for Students

検索と発見のためのデザイン(Search Patterns)

情報アーキテクチャ分野のフロンティアとして有名なPeter Morvilleの著書「検索と発見のためのデザイン(Search Patterns)」を読み終えた。WebデザイナーはもとよりユーザビリティやUX担当、さらにSEO担当者であればぜひ1度は読んでおきたい本である。 検索と発見のためのデザイン(Search Patterns)の中で私が気になった部分を箇条書きで載せておこう。 ユーザーは特定の商品をなるべくさっさと見つけたがっているのに対し、 ECサイト運営側はクロスセルの手法で衝動買いを狙って検索結果にノイズを入れ込みたがる。 未来を見るには過去を振り返らねばならない。 検索は、自分の学ぶべきことが見つかるような、反復型のインタラクティブなプロセスである。そこでは答えが質問を変える。プロセスがゴールを動かす。事実上、検索は既に最も影響力のある学習方法の1つになっている。 検索はこれからも言語やコミュニケーションと同じくらいノイズまみれで変則的なままである。 検索結果上位数件はクエリーの再構成に多大な影響を及ぼす。ユーザーは検索キーワードを入力して上位数件の結果を把握してから別のクエリーを試す。検索セッションのうち25~50パーセントはクエリーの再構成を伴う。見つけたものによって探すものが変わるのだ。 外部からのクエリーと、最もよく実行されるサイト内クエリーとを比較するといい。 そのサイトにユーザーを導いた検索キーワードと、やってきたユーザーが実行するクエリーには、どんな違いがあるのか?こう問いかけることで、SEOとサイトの情報アーキテクチャの両方を改善して埋めていくべき、マーケティングとデザインの面でのギャップがあらわになることが多い。 そのデータはユーザーが用いる語句を教えてくれるが、彼らが何を探しているのか、それが無事見つかったのかは教えてくれない。 検索は、デザインからエンジニアリング、マーケティング、経営に至るまで多くの分野に渡る強調を必要とするので、成功を導くには部門やユニットを超えて参加を呼びかけることが欠かせない。その様な対話はミッションやビジョン、戦略、時間、予算、人員、技術的インフラなどまでカバーすることになる。 彼のその他の著書としては、「Web情報アーキテクチャ―最適なサイト構築のための論理的アプローチ」や「アンビ