普段私がSEOのためにキーワード選定する際、利用しているツールを紹介しようと思います。それぞれに特徴を知った上で使い分けてみてください。きっとトラフィックを最大化するためのコンテンツ作成のヒントや、ユーザーフレンドリーなサイト設計に役に立つと思います。
しかしGoogle setsがいつの間にか終了していたんですね…。
Googleのキーワード検索ボリュームを知ることができます。「入力した語句を含む候補のみを表示」にチェックをいれなければ、関連語・類義語の調査も可能です。流入の可能性のあるキーワード出しのブレスト段階で活用すると威力を発揮します。キーワード候補を検索するには、提供する商品やサービスに関連する単語やフレーズ、または関連するコンテンツのあるページURLを入力します。ただし、キーワードによっては表示された数値の信頼性の低いものも多々あるので、検索ボリュームを気にするのではなく、ターゲットキーワードを含んだ"キーフレーズ"のそれを相対的に把握し、比較検討することが大事です。
ゴールドプランにすることにより、指定したキーワードの過去12ヶ月の検索回数のトレンドがわかるのが特徴です。クロスリスティング社がアライアンスを結んでいる、大手ポータルサイト(OCNやgoo、ビッグローブなど)のクエリデータを収集して公開しています。かなり細かい数値まで出ますが、日本の検索サービスシェアではGoogleやYahoo!が9割近くを占めるため、一概にそのデータの市場インパクトがどの程度か定義するのが難しいといえます。これも検索数よりは、検索数のトレンドから各キーワード毎のシーズナリティを把握し、それに向けて予め施策を打つ等に活用することが重要です。
検索クエリ、地域、期間、Google の検索サービス、カテゴリを指定して検索ボリュームの動向を比較分析することができます。マーケットキーワードの把握、新規コンテンツ検討、季節要因の把握、地理的特性の把握などに役立ちます。
Google Insights for Search はどのように使用できますか?
Yahoo!キーワード入力補助機能 、Googleサジェスト機能
検索窓にキーワードの一部を入力するにしたがって、あなたの入力を予想し、リアルタイムで候補になり得る言葉を表示する機能です。「関連検索ワード」の情報は、検索ユーザーが入力したキーワードや、その組み合わせを機械的に収集・処理した結果をもとに、検索全体での人気度を用いて表示される候補の順位付けを行い、検索キーワードの組み合わせなどを自動的に表示しています。
Yahoo!、Google関連検索キーワード
検索を行ったときに、検索結果画面の上部・下部に(Googleは「他のキーワード:」と)表示されることがあります。この関連検索キーワードとは、ユーザーが検索したキーワードに対して、その掛け合わせキーワードを自動的に表示させ、検索キーワー ドの候補を表示します。例えば、自社名・自社サービス名を検索することで、自社に対してユーザーがどういった関心があるかを関連検索から把握することができたり、自社が取り扱う商材の関連検索キーワードから、その商材のトレンドを把握することができます。
シーズナリティの把握
さて今日は、キーワードウォッチャーを使って、トラフィックが最大化する時期を予測し、ユーザーが高角度で検索しうるクエリに対するコンテンツを作成するまでの事例(手順)をご紹介します。その結果については春ころにお伝えできるかもしれません。
まず、あなたが扱う商品やサービスに、シーズナリティはあるでしょうか。シーズナリティとはご存知のとおり、季節変動に伴う市場、商品、価格の変動のことです。今回はレシピサイト(クライアントから広告掲載料を得るビジネスモデル)を運営していると仮定した場合の、1つの手順を見てみましょう。
まずはキーワードウォッチャーを使って、「レシピ」単ワードのシーズナリティを調べてみます。検索条件に「レシピ」と入力し単月の検索数を調べます。
検索数が11月で「829,508」ありますね。さらに「レシピ」をクリックして、年間の検索トレンドを確認してみます。
すると、「1,929,276」と1年を通して2月が最も検索数が多いことがわかります。ではこの2月は「レシピ」でどのようなキーワードが検索されているのでしょうか。
検索条件で調べたい月を「2月」に合わせ検索してみます。
でてきたキーワードの一覧を眺めると、「バレンタイン関連のレシピの検索クエリが多い」ことがわかります。「バレンタイン レシピ(578,399 ※半角全角スペース合計)」、「チョコレート レシピ(307,028 ※半角全角スペース、チョコレート/チョコ合計)」などかなりの検索数がありますね。さらにもう少し細かくみてみると、
- 「簡単チョコレシピ(23,549)」
- 「バレンタイン レシピ 簡単(22,884)」
- 「手作りチョコ 簡単レシピ(22,874)」
など、『彼氏(好きな人?夫?)へは、手作りチョコを送りたいが、なるべく簡単に作りたい!』という
女性のニーズが見えてきます。そこで、「簡単に作れるチョコレシピ」コンテンツを充実させることで、これらのニーズをもつ女性のトラフィックを獲得することができると予想できます。
また単に充実させるだけでなく、コンテンツを公開する時期も重要です。検索エンジンはページ(URL)の歴史も重視しますから、可能な限り早くアップしインデックスさせておきましょう。バレンタインにまつわるコンテンツであれば、できれば12月前半にはアップしておきたいところですね。
さらにこれは『対人』向けの施策ですが、ニーズを満たすコンテンツを用意することにプラスして、ソーシャルサービスが盛況な昨今、いかにシェアされるかも考えておきたいところです。つまりはユーザーがコンテンツを読んでシェアしたくなるような内容にできるか、ですが、例えばSERPで見たタイトルとスニペットから予測したものと、実際クリックして読んでみたコンテンツ内容のギャップがある(良い意味でユーザーの予想を裏切る)ようなものとか、少し工夫することで、人へ共有する行動を起こすことができるのではと思います。FacebookやTwitter、はてブなどのソーシャルリンクモジュールも押しやすいところへ配置しておきたいですね。
- 自分が扱う商品やサービスに関する主なキーワードのシーズナリティを把握する
- ターゲットユーザーの検索ニーズを把握する
- 検索ニーズを満たすコンテンツを用意/充実させる
- 検索数のピークになる3ヶ月(程度)前にはコンテンツを公開しインデックスさせる
- ユーザーにSNSでいかにシェアしてもらうかを考え抜いてコンテンツを作る
- ソーシャルリンクモジュールをユーザーが押しやすいところへ配置する
もちろんクローラーのアクセシビリティは妨げたり(meta noindexやcanonical属性、robots.txt、UAの振り分けなどのミス)しないでくださいね。そもそもクローラーがアクセスできないと評価されようがありませんし、上位表示されませんから。
ざっと簡単に触れてみましたが、もっといいやり方があるよ、こんなやり方が面白いよ、とかネタをお持ちの方は、ぜひシェアしてください。